第二回会議開催②
第二回会議の報告②です。
①は↓です。
第二回会議開催①
さて、前回の確認と会議のルールの確認の後、いよいよ今回の会議の開始です。
今回の会議は
『発想法』や
『問題解決技法』と言われる、なにかよく分からない事象の原因や解決の発見を目的とした技法により行われました。
今回は
『KJ法』と呼ばれる、川喜田二郎という日本の学者さんが考案した、カードを用いて行う方法で行いました。
ざっくりとKJ法について解説すると、
①テーマについて思いついたことを1枚のカードに1つ、出来るだけたくさん書く。
②そのカードを良く見ながら、関連性のあるものをまとめ、グループ化しラベル(グループ名)をつける。
③グループ化されたカードを大きな紙の上に、関連のあるもの同士を隣り合わせて配置していく。
④すべてのグループから出発点となるグループを選び、隣り合わせたグループもあわせて文章化していく
ということです。
詳しいことはWEB検索で多数見つかりますのでご参考にしてください。
google検索 「KJ法」
この辺りの『発想法』や『問題解決技法』は、学生時代に少しかじって(もう十数年前!)、仕事でごくたま~に思い出しながら一人でこっそりやっていたぐらいで、本格的に他の人たちと行うのは初めてだったので、実は
ちょっと楽しみでした。
しかし。。。
ま、その辺りは追って書いていきますね。
で、まずは各委員が
あらかじめ考えてきた疑問点をカードに記入していきました。
「環境」「土地利用・土地需要」「経済効果」など
色分けしてあるカードに疑問点を列挙していきます。
私はあらかじめノートに数十個の疑問点をあげていたので、それを大急ぎで書き写していきました。
それを、前に張ってある
大きな紙に貼り付けます。
各委員からカードが出揃ったところで、
カードを分類していきます。
意味合いの似たカードを集め、ラベルをつけていきます。
分類後は↓のようなかんじになります。
クリックすると全体が見れます。
大きいですのでご注意を。
出てきたラベルは以下の通り。
『市民意識』
『干潟』
『現状』
『将来』
『事例』
『経済効果』
『具体的な利用』
『そもそも論』
『財政負担』
『外部からの指摘』
『中心市街地』
『県・国の事業関連』
『上位計画』
『会議のあり方』
この『KJ法』のあと、少しみんなで議論しました。
出てきた意見は、
★検討会議の最終目標を定めるのか
この検討会議は事業の是非を決めるものではないので、結論と言うものを求めることも必要ないのでは?
会議を進めるうちに提言した方がよいと言うことになれば、それもありだろう。
議論の行方に任せましょう。
★どの議題を優先的に議論するのか(優先順位)
今回出たラベルを一つずつつぶしていくには時間がかかるし、焦点がボケる。
現状の事業案を精査するのがよいのではないか?
★情報の公開について
情報を市民の皆さんに伝えていくためには何が出来るのか、どこまでやるべきなのか。
現状の公開方法ではトップダウンと変わらない。
ブログを公開しているが、アクセス数は伸びない。関心は高くないと感じる(藁科)。
どのように公開していくのが良いか、次回提案する(島田委員)。
個人情報の保護や公開のルールなども次回決めていきたい。
これらの話の後、次回日程についての話を行い、暫定で以下のようになりました。
第三回会議 2007年02月10日(土曜日) 午後(時間未定)
第四回会議 2007年02月24日(土曜日) 午後(時間未定)
第五回会議 2007年03月10日(土曜日) 午後(時間未定)
以降、第二第四土曜日を開催日として仮設定。
こんな感じの第二回会議でした。
今回の会議についての感想は、次回にしておきます。
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