2006年12月18日
泡瀬京太郎100周年
今日、泡瀬の公民館では『泡瀬京太郎100年祭』として、記念式典が開かれた。
泡瀬京太郎とは、エイサーで滑稽な踊りで盛り上げるチョンダラーの原型といわれているもの。
詳しくは知らないけれど、京都から来た演芸一座の演目を、泡瀬に移住したその一座いの元一員から習得し、部落の行事で行ったのが始まりとか。
泡瀬京太郎とは、エイサーで滑稽な踊りで盛り上げるチョンダラーの原型といわれているもの。
詳しくは知らないけれど、京都から来た演芸一座の演目を、泡瀬に移住したその一座いの元一員から習得し、部落の行事で行ったのが始まりとか。
こんなかんじ(パンフレットより)。
公民館に行って式典は見たものの、諸事情により式典だけで帰宅。
かわりに奥さんだけが見てきた。
泡瀬京太郎自体はビデオや練習を見たことがあるのでイメージは出来ているのだが、奥さんいわく『子供たちのがすごい』と言うこと。
今日の演目で、京太郎を小学生ぐらいが中心になって演じる『子供京太郎』というのがあったのだが、本物とほとんど同じで、完成度が高かったらしい。
やはり芸能を伝統として伝えていくには、小さいうちから芸能に打ち込める環境と、先輩の指導があってこそ。
練習風景を見せてもらったことがあるのだが、上は80歳前後のご高齢の保存会会長さんから、22~3歳の若い人までが技の洗練に真剣に取り組んでいたのが印象的だった。
素人目には完成されているかのように見える芸でも決して驕らず、足の運びや歩幅、腕の角度など、常にチェックし、さらなる洗練を目指す姿勢にに強い衝撃を受けた。
このような伝統芸能に限らず、私も謙虚に真剣に何かに取り組みひとつのものを築き上げる、そんな仲間が欲しいと思った。
Posted by ひげぼうず at 00:51│Comments(2)
│沖縄行事
この記事へのコメント
はじめまして、ドリアミです。
今回も残念ながら拝見できませんでした。
>上は80歳前後のご高齢の保存会会長さんから、22~3歳の若い人までが技の洗練に真剣に取り組んでいたのが印象的だった。
子供達も大先輩方と学び、敬う心を育んでいくのでしょうね。
京太郎の芸の後ろに、目に見えない大切なことを学んでいる気がします。
次回はきっと、、観にいきます!!
今回も残念ながら拝見できませんでした。
>上は80歳前後のご高齢の保存会会長さんから、22~3歳の若い人までが技の洗練に真剣に取り組んでいたのが印象的だった。
子供達も大先輩方と学び、敬う心を育んでいくのでしょうね。
京太郎の芸の後ろに、目に見えない大切なことを学んでいる気がします。
次回はきっと、、観にいきます!!
Posted by ドリアミ at 2006年12月18日 01:18
はじめまして。
ひげぼうずです。
> 子供達も大先輩方と学び、敬う心を育んでいくのでしょうね。
> 京太郎の芸の後ろに、目に見えない大切なことを学んでいる気がします。
全くそのとおりですね。
先日練習を見学させていただいたときは、練習後の懇談の場にも少しだけ同席させていただいたのですが、30歳ぐらいの若頭の方が80歳前後の最長老の会長さんのことを親しみをこめて『先輩』と呼び、それを受けた会長さんはただうれしそうにニコニコとされていました。
そこには通常の組織のような上下関係ではなく、歴史を築き伝えてきた先輩方への尊敬の念と、今の時代を担い次の世代へ繋げて行く後輩を温かく見守る眼差しを感じました。
100年続いたのは決して偶然ではなく、こういう人たちが支えてきたものなのだと、その歴史の深さ、重さを感じずにはいられませんでした。
> 次回はきっと、、観にいきます!!
私はビデオを見たことがあるのですが、何を言っているのサッパリ?です。
年配の方は大笑いしながら見ているんですけどね。
特に古い方言を使っているそうなので、ウチナーンチュでも40~50代以降でないと内容を理解するのが難しいそうです。
私なんぞは沖縄に来てまだ1年半、聞いていても、ごくたまに知ってる単語があるぐらい。
言葉が分かったら何倍も面白いんだろうなぁ。
でも、踊りもとても独特で面白いですから、機会があったらぜひ観てみてくださいね。
ひげぼうずです。
> 子供達も大先輩方と学び、敬う心を育んでいくのでしょうね。
> 京太郎の芸の後ろに、目に見えない大切なことを学んでいる気がします。
全くそのとおりですね。
先日練習を見学させていただいたときは、練習後の懇談の場にも少しだけ同席させていただいたのですが、30歳ぐらいの若頭の方が80歳前後の最長老の会長さんのことを親しみをこめて『先輩』と呼び、それを受けた会長さんはただうれしそうにニコニコとされていました。
そこには通常の組織のような上下関係ではなく、歴史を築き伝えてきた先輩方への尊敬の念と、今の時代を担い次の世代へ繋げて行く後輩を温かく見守る眼差しを感じました。
100年続いたのは決して偶然ではなく、こういう人たちが支えてきたものなのだと、その歴史の深さ、重さを感じずにはいられませんでした。
> 次回はきっと、、観にいきます!!
私はビデオを見たことがあるのですが、何を言っているのサッパリ?です。
年配の方は大笑いしながら見ているんですけどね。
特に古い方言を使っているそうなので、ウチナーンチュでも40~50代以降でないと内容を理解するのが難しいそうです。
私なんぞは沖縄に来てまだ1年半、聞いていても、ごくたまに知ってる単語があるぐらい。
言葉が分かったら何倍も面白いんだろうなぁ。
でも、踊りもとても独特で面白いですから、機会があったらぜひ観てみてくださいね。
Posted by ひげぼうず at 2006年12月18日 01:47